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カメラが上手くなりたい人へ!初心者でも簡単に真似できる構図5選!

近年のInstagramのような各種SNSの普及とスマホカメラの高機能化に伴い、誰でも手軽に高いクォリティの写真を取る事が出来るようになりました。

その中で、よりクオリティの高い写真が撮れる「一眼レフカメラ」に注目が集まっています。最近では、性能はそのままに、初心者にも扱いやすい一眼レフ「ミラーレス一眼」も登場し、ますますカメラ人口は増加傾向にありますね!

しかしながら、一眼レフカメラは「難しい」と悩む人も少なくありません。

実際に一眼レフカメラを手にした人は、一眼レフカメラは「難しい」と感じる事がほとんど。何から身につけていけばいいのかも分からないこともしばしば。私もそうでした。

そこで今回は、「一眼レフカメラが上手くなりたい人は、まず”構図”から学ぼう!」という趣旨で記事を執筆しました!

具体的には以下の通りで進めていきます。

・そもそも「構図」とはなんなのか、の説明。
・実践しやすい構図を5つ紹介。(写真とともに説明)

ぜひ本記事の内容を参考にしていただき、カメラ上達に向けて一歩前進しましょう!

そもそも「構図」とは?

構図とは、「画面の中での配置」のことです。

「写真」という画面の中に、被写体をどう配置するかによって写真の印象が大きく変わります。まずは以下の写真をご覧ください。

写真A
日の丸構図の写真

写真Aだと、時計がメインとして印象強く表現されていますね。
これは「日の丸構図」という構図を使って撮影しています。(詳細は後述します)

写真B

写真Bだと、時計が主役でありつつも、左側の「余白」にどこか情緒を感じる、そんな写真に仕上がっていますね。

実は写真AもBも、同じ場所、同じカメラで同じ時計を撮影しています

違うところは、「時計の配置」のみ。
時計の配置をずらすだけで、見え方が全然違いますよね。
これが「構図」による写真の表現の変化です。

力強さ、切なさ、明るさ、暗さ・・・「構図」を意識して写真を撮るだけで、様々な表現の変化を楽しむ事ができます。
ファインダーで覗いている範囲の「配置」を考えて写真を撮る事で、バランスが取れてまとまりのある写真、いわば「上手な写真」「失敗しない写真」を撮る事が出来るのです。

本記事では、そんな魅力が豊富な「構図」に注目して、解説していきます。

カメラが上手くなりたいならまず「構図」から

「カメラが上手くなりたい!」と思う人は、まず「構図」から身につけていきましょう。

プロの方は、この「構図」が頭の中に入っていて、自然にまとまりのある写真を撮影する事ができます。もちろん構図にこだわらず、別のところで工夫を凝らして表現をすることも。

ですが、まずカメラを持ち始めた人は「基本の構図」に従って撮影するのがベストです。
本記事では、誰でもすぐ実践できるような「構図」を、5つ解説していきます。
それらをまず真似してみることで、あなたの「上手くなりたい!」が叶いますよ!

初心者も安心!すぐ真似できる構図を紹介

では早速、カメラ初心者の方でも真似しやすい構図を紹介していきます。

「構図」を身につけるのには、カメラの設定や仕組みなどの知識は必要ありません。
いつでもどこでも一眼レフカメラを持ち歩いている訳ではありませんし、構図の練習をするのであれば「スマホカメラ」でも十分練習になるんです。

Instagramにアップする写真を撮るときや、素敵な風景を写真に収めたりするときなどにスマホを使う場合は、今回紹介する構図を意識してみてくださいね!

【分割構図】脱・初心者!バランスの取れた写真に。

まずは最も真似しやすい、「分割構図」について解説します。

分割構図には「三分割構図」「四分割構図」などの種類がありますが、今回は「三分割構図」について解説します。カメラを始めたら、ぜひ、まず最初に覚えてもらえたらと思います!

分割構図

上図のように縦3マス:横3マスに区切った際の線上に被写体を置くことにより、安定感のある写真に仕上がります。

これは別に必ず区切り線の上に被写体を置く必要はありません。「なんとなく意識する」だけで十分バランスの取れた写真になります。

iPhoneのカメラなどにも、このような線が入っているのをみたことがありませんか?
あの線は「グリッド線」というもので、その線を目安にして写真を撮ると
「分割構図」で撮った写真のようにまとまりのある仕上がりになる、といったものです。

一眼レフカメラで撮影する時も、ファインダーにこのようなグリッド線が表示されていることもあります。ない場合は、ファインダーを覗きながら、三分割の線を意識して、被写体を配置してみると良いでしょう!

ただ、欠点が一つだけあります。
誰でも簡単にまとまりと安定感のある写真を撮れる反面、「ありきたりで面白くない写真
」になってしまうこともしばしば。

慣れてきたら、他の構図にもチャレンジしつつも、「分割構図」も使い分けていきましょう!

【対角構図】写真に”動き”を与える

次に、「対角線構図」について解説します。

敢えて被写体を斜めに切り取ることで、写真に動きや臨場感を加えることができます。
もともと斜めの被写体を撮るのもよし、平面の被写体に対してカメラを傾けて斜めに撮るのもよし。
「斜め」の見つけ方は人それぞれなので、「斜め」を見つけたら、「あ!あの構図使える!」といった感じで意識してみると良いでしょう。

対角構図

例えば上図のように、写真の対角線上、あるいは対角線と並行に被写体が来るようにしてみてください。

これは、私が冬の始まりに撮影したものになりますが、対角線を区切りにして、雪が積もっているところと、まだ雪がかぶっていないところがあるのがわかります。

このように「対比」をして、「季節の移ろい」を表現してみました。
「対角構図」では、「動き」「臨場感」の他に、このような「対比」もできるのでぜひ活用してみてください!

【日の丸構図】写真にインパクトを与える

一見簡単そうに見える「日の丸構図」ですが、実は結構表現が難しいと言われています。
「初心者には向かない」「簡単そうで難しい」と良く言われています。

しかし、これを使いこなせば「料理を格段に美味しく撮る」ことができるようになります!
ぜひチャレンジしましょう!(後ほど作例を載せます)

まず「日の丸構図」とはどのようなものなのでしょうか。

上図のようなものがわかりやすい「日の丸構図」の例です。
中央に被写体を置いて、「ドドン!」と目立たせているのがわかりますね。

人は、写真を見る時、視点がまず「中央」にいきます。
そのため、一番最初に見る「中央」に「ドドン!」と被写体があると、インパクトのある写真に仕上がる、というわけです。

一つ作例をあげましょう。

イクラの写真 日の丸構図

このように、写真の中央に「ドドン!」といくら丼を置くと、非常に美味しそうに見えて、かつインパクトもありますね。
また、被写体との距離が近いことで、いくらの質感もよくわかり、いかにも美味しそうな写真に仕上がります。

「日の丸構図」は、このような「接写」に効果を発揮します。
SNSに食べ物の写真をあげる際には大活躍間違いなしの構図なので、ぜひ活用してみてくださいね!

【放射線構図】写真に”奥行き”を与える。

4つ目に紹介するのは、「放射線構図」です。

写真のどこか一点から、放射状に伸びる線に沿って被写体を配置することで、「奥行き」のある写真に仕上がります。

放射線構図の写真

上図では、写真の中央から放射線状に線を伸ばして、その上に木々(被写体)を配置しました。
こうすることにより、下から空を見上げるような臨場感と奥行きを演出することができました。

広角レンズなどを使用していると、より広い範囲で被写体を写真に収められるので、この「放射線構図」がより活躍しますよ!

【額縁構図】ファンタジーな世界を演出。

最後に、ファンタジーな世界を演出できる「額縁構図」を紹介します。
額縁のように、被写体の周りに「枠」のようなものを見つけて切り取ることで、
どこか「別世界」にいるかのような感覚だったり、「ファンタジー感」を演出することができます。

本棚の写真

ファンタジー構図の写真

上図1枚目のように、本棚を「枠」にして切り取りました。

こうすると、書店の知的なイメージと、暖色系の照明が相まって、ファンタジーな世界が演出されているように感じますね!

なかなか日常生活で「枠」のある風景に出会うのは難しいですが、もし見つけた際はこの「額縁構図」を活用して、自分だけの世界観を表現してみてはいかがでしょうか。

【まとめ】構図を身につけるのが、カメラ上達の近道

いかがでしたでしょうか?

構図を身に着ける事で、バランスの取れた、まとまりのある写真を撮る事ができるようになります。では、本記事で書いたことをまとめてみました。

「構図」の基本事項は、

・「構図」とは、「画面の中における被写体の配置」のこと。
・「構図」を意識して写真を撮る事で、バランスの取れたまとまりのある写真を撮る事ができる。
・「構図」の変化によって、写真の印象・表現が大きく変わる。
・まずカメラ初心者は、「基本の構図」を真似して写真を撮ると良い。

主にこの4つでしたね。一眼レフカメラを手にして、「何から学んでいったらいいか分からないよ!」という方は、まずは「構図」から覚えていくのが良いと思います!

そして、最初に覚えておきたい「基本の構図5種」とは、

・分割構図
・対角線構図
・日の丸構図
・放射線構図
・額縁構図

この5つの事でしたね!

一眼レフカメラを手にしたら、まずこれらの構図から覚えていくと良いでしょう。
これらの構図を意識して撮影をする事で、バランスの取れたまとまりのある写真に仕上がります。

構図の練習に関しては、いつでもどこでも一眼レフカメラを持っている訳ではないと思うので、スマホのカメラでも十分練習になります。
日常のSNSにあげる写真、素敵な風景を写真に収める時などに、ぜひ「構図」を意識してみてください。
そして、撮影に慣れてきたら特に意識せずとも、素敵な写真が撮れるようになりますよ!

とはいえ、世の中に溢れる素敵な写真たちが、全て「構図」という型にハマっているものかというと、そうでもありません。
プロのカメラマンなどは「構図」の意味を理解した上で、敢えて型を破ってみたり、自分なりの表現を加えたりしているものです。
そうなってくると、カメラの世界の面白さにどんどん気づいていくはずです!

最終的には、自分が撮った写真を見て「ああ、これいいな!!」と思えるかどうかにかかっています。
せっかく「カメラ」という趣味を見つけたのですから、楽しむのが一番ですよね。

まずは、本記事で紹介した構図を身につけて、自分が撮った写真と過去に撮った写真を見比べてみてください。
きっと、自分のカメラ技術の上達が目に見える事でしょう!

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